安い浄水器が無料でもらえる?高齢者が狙われやすい訪問販売の手口

浄水器や水回りの整備用品を売りつける悪質な訪問販売はここ最近増加傾向にあります。
しかもその手口やセールストークは年々巧妙になってきており注意が必要です。

事例その1 浄水器のプレゼントにかこつけて

お住まいのマンションの貯水タンクが汚れているという報告がありました。
そのため一軒一軒こうして回っています。
台所の水道水を見せていただいても宜しいでしょうか?

このような言葉で、訪問し一方的に部屋の中に入って
水道の整備用品を売りつける訪問販売が増えています。訪問販売のセールスマン

この手口では
この器具を取り付けると家じゅうの水がイオン化され、
安全でおいしい水を利用できるようになります

ともっともらしいことを言って高額商品の契約を迫ります。

具体的な価格の話では

月々2400円で利用できます。
今はキャンペーン中なので本来の売値が54万円のところを
28万円でローンを組むことができます。

全体で5年もすれば器具を買い取ることが可能です。
また工事費用も無料です

というふうに、いかにもお得であるかのように説明されます。いまだけお得と契約を迫ろうとするセールスマン

あとで家族と相談してから決めます」などと先延ばしにしようとすると

今、契約してもらった方のみに浄水器を一緒にプレゼントしています。今だけですよ!

とさらに契約を押し進めようとします。

こうして巧みなセールストークによって
あれよあれよという間に契約をしてしまうケースが多いのです。

部屋に上がり込まれて、一方的にセールスされる側はかなり不利な立場になります。

そのため「怪しいな」と思ったら部屋の中に入れないこと、
どれだけ巧みなセールスでも「絶対に契約をしない」という意志を
最初から持つことが大事です。

ただ、高齢者の場合なかなかそうもいかずに
あっさり契約してしまうということが起こりやすくなります。

事例その2 浄水器の点検を装う

高齢者宅を中心に「現在、浄水器の無料点検を行っています。
水道水を見せていただいてもよろしいでしょうか」と持ち掛けて
家の中に入り込み高額な浄水器を契約させる訪問販売が増えています。
 

この手の訪問販売は無料点検のあとに必ず
今お使いの浄水器は壊れていて新しい浄水器に取り換えたほうがいいです
と切り出してきます。

そして「今キャンペーン中なので通常30万円のところを
18万円にて購入することができます。
ただキャンペーンは今日までとなっているのでこの価格で買えるのは今日が最後です

と巧みにセールスを行います。

押し切られて浄水器や、高額商品を買わされてしまった老夫婦 勘がよい若い世代の家庭であれば一発で「怪しい」と分かるものですが、
70代、80代の高齢者宅になると一気に押し切られてしまうことが多いのです。

さらに、悪いことに浄水器のように取り付け工事が
必要なものを購入して契約してしまうと、

給排水管工事や床下工事、カビ・錆防止加工など
次々と別の工事の勧誘を受けるケースもあり、
応じてしまうとさらにお金を搾り取られてしまいます。

断り方や契約してしまったあとの対処法

訪問販売の特徴はその場で購入や契約を即決するように促すということです。

そのためその日に契約を決めてしまうのではなく、
一度家族や近所の人に相談したり、
ネットで情報を集めて価格が適正であるかどうかを調べる必要があります。

不要なものであると判断したら遠慮なくきっぱりと断るようにしましょう。

訪問販売における契約書には
基本的にクーリングオフの期間に関する情報が掲載されています。

日めくりカレンダー

契約書を受け取ってから8日以内であれば
クーリングオフが適用され契約を解除できます。

たとえ取り付け工事が始まっていたり、完了していたりしても、
それがクーリングオフの期間であれば無料で取り外しが可能です。

また、業者のほうから「クーリングオフは適用されませんよ」などと
クーリングオフ妨害と判断できるようなことを言われた場合、
クーリング・オフの期間は延長されます。