訪問販売で浄水器を購入してしまった!解約するにはどうすればいい?クーリング・オフは?

浄水器を売りつける悪質な訪問販売が増加しています。
契約してから詐欺であることに気づいてもとき既に遅し・・・
なんてことにもなりかねません。

もしも訪問販売で浄水器を購入してしまった場合、
契約期間によってはクーリングオフが適用されて解約できる可能性もあります。

今回の記事では一度契約してしまったあとの解約の仕方や
クーリングオフについて詳しく説明していきます。

解約理由と根拠を整理する

クーリングオフについて説明する男性あとから詐欺まがいの契約だと分かった、納得いかないまま契約させられた・・・

こんなときは契約に至るまでの経緯を
しっかりと整理したうえで業者との交渉および消費者センターにて相談を行いましょう。

  • 「最初にどのような形で訪問を受けたか?」
  • 「勧誘の頻度やセールス時間はどのくらいだったか?」
  • 「勧誘を受けて迷惑や不快を感じたか?」
  • 「勧誘を断ったか?」
  • 「脅されたり一方的に契約をさせられなかったか?」
  • 「クーリングオフを申し出たことはあるか?」
  • 「なぜ騙されていると感じるのか?」

のように経緯を明確に整理できなければ、業者との解約交渉はなかなかうまくいきません。

たとえ業者側に「解約はできない」といわれても簡単に諦めずに、
消費者センターとも相談をして合意解約に至るための努力を行ってください。

両者間の交渉次第では、全額返金は無理でも、
半額返金や多少の違約金のみで済む場合があります。

訪問販売におけるクーリングオフの条件

クーリングオフとは契約において一定の期間内であれば
無条件にその契約を解除できる法制度のこと
をいいます。

法的な強制力があるのでクーリングオフが適用されれば業者側は拒否できません。

ただし、クーリングオフを申し込む側が商業従事者であったり、
両者における契約がまだ準備中である場合は適用されません。

クーリングオフ適用の条件は以下の2つです。

販売者の事業者や営業所以外の場所で契約が結ばれたこと
契約書類を受け取ってから8日以内であること

浄水器の取り付け工事中であっても、
工事完了後であっても、契約書類を受け取って8日以内であれば
クーリングオフが適用されます。

この期間内であれば無条件に解約ができ、
工事費用も取り外し費用もすべて無料になります。

悪質な訪問販売業者 もしもクーリングオフの期間が過ぎてしまっても、

相手の訪問販売が悪質なものであると判断できるものであれば
信販会社に契約解除を申し出て解約ができるケースもあります。

クーリングオフの行い方とポイント

書面にて申し込む

クーリングオフの申し出は原則、書面にて行います。

書面

書面であれば申し込みをした証拠が確実に残りますが、
口頭になるとクーリングオフをした証明があとでできなくなる恐れがあるため、
申し込みは必ず書面となります。

契約書を受け取ってから8日以内に郵便局の窓口にてクーリングオフの書類を発送します。

書留や配達証明付き内容証明書を利用すれば、
解約したという確実な証拠を残すことができます。

既に浄水器を設置してしまった場合

既に設置が完了している場合でもクーリングオフは適用されます。
取り付け料金や取り外し料金、また違約金などを支払う必要はありません。

原状回復請求権といって取り付け前(工事前)の状態に
無料で戻してもらうことができます。

業者の人と顔を合わせたくない、もう部屋に入ってもらいたくないという場合は
書面に商品を返送する旨を書いてから、自分で取り外して着払いで送ることもできます。

クーリングオフの期間が過ぎてしまったら

クーリングオフの期間が過ぎても解約できる可能性はあります。

「無理やりに契約させられた」
「納得がいかないのに契約させられた」

など業者側に違反が認められる場合は消費者契約法における取消権を行使できます。

しかしこの場合はクーリングオフのように法的強制力はないので
業者と直接交渉を行って解約の合意を得なければなりません。
詳しくは消費者契約法(第4条)を確認しておきましょう。